
最近、当院に来院する、陸上部やテニス部を中心に
中足骨の疲労骨折が増えています![]()
「なんとなく足の甲が痛い
」
「押すと少し痛いけど動ける
」
「朝起きての一歩目が痛い
」
このような状態をそのままにしていませんか?
実はその痛み、
疲労骨折の初期サインの可能性があります![]()
■ 中足骨疲労骨折とは?
疲労骨折は、
一度の強い衝撃ではなく
👉 繰り返しの負担によって骨にヒビが入る状態です。
特に第2中足骨は、
歩く・走る動作で負担が集中しやすく、
発生しやすい部位です。
■ なぜ起こるのか?(発生機序)
主な原因は
・練習量の急な増加
・硬い地面での繰り返し動作
・フォームや体の使い方のクセ
・足のアーチ低下や偏った荷重

などが重なることで、
骨に小さなダメージが蓄積していきます。
その結果、回復が追いつかず
骨にヒビが入る状態になります![]()
骨の周囲に**低エコー(黒っぽく見える領域)**が確認されることがあります。
これは、炎症や軟部組織の変化(浮腫や滑膜炎など)を反映している可能性があります。

※左(患側:左第2中足骨)、右(健側:右第2中足骨)
上記のエコー像でも、赤の↑の上に低エコーが確認できます![]()
※エコー観察では低エコー像がみられ骨折を疑う所見です。
Fukushima, Y., et.al (2018). A review and proposed rationale for the use of ultrasonography as a diagnostic modality in the identification of bone stress injuries. Journal of Ultrasound in Medicine, 37(10), 2297-2307.
また、ドプラ機能を使用すると、**炎症による血流の増加(オレンジ)**が見られるケースもあります。

※患側:左第2中足骨のPD(パワードプラ)の描出
こうした変化は、疲労骨折の初期段階でも確認できることがあります。
実は、エコー画像観察装置は、疲労骨折の確認もできるんですよ![]()
■ 見逃されやすい理由
このケガは
・初期は我慢できる痛み
・初期では、基本レントゲンに写らない![]()
・捻挫と勘違いしやすい
といった特徴があり、
発見が遅れるケースが多いです![]()
■ 放置するとどうなる?
無理を続けると
・痛みの増強
・完全骨折への移行
・長期間の運動制限
・復帰の遅れ
につながる可能性があります。
👉「動けるから大丈夫」が一番危険です。
当院の過去の症例でも、無理して走ったがために、疲労骨折から完全骨折に移行した事例もあります(リンク付き)![]()
■ 当院での対応
初検で来所時に、症状を丁寧にお伺いします。所見をとります。エコー画像観察をします。
残念ながら、疲労骨折が疑われると、MRI精査可能な、専門整形外科医を紹介状を書きます![]()
※MRIであれば、疲労骨折の診断がしやすいのです![]()
●固定
患部を安静に保ち、負担を軽減します。
無理に動かさないことが回復の第一歩です。

骨の修復をサポートし、
回復の促進が期待できる
治療機器です。

※オステオトロンV(LIPUS:低出力パルス超音波)とは??
LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound:低出力パルス超音波)の音圧効果により、
骨折部位の骨の形成を促進し、1日20分照射するだけで、
骨癒合期間(骨の治る期間)を約40%も短縮できます!!
※骨癒合期間短縮には個人差があります。必ずしもすべての方が短縮するとは限りません。
患部に圧力波を加えることで、
回復が停滞している状態に対して
・組織修復の再促進
・血流の改善
といった効果が期待できます。

一方で、
👉 刺激が強いため、状態によっては適さない場合もあります。
・炎症が強い初期
・痛みが強く出ている時期
・神経が過敏になっている状態
このような場合は無理に使用せず、
状態に合わせて調整・選択することが重要です。
当院では、状態を見極めた上で
適切なタイミングと強さで使用しています。
足のアーチや荷重バランスを整え、
中足骨への負担を分散させます。

・同じ場所に負担がかかる方
・再発を繰り返している方
には特に重要なアプローチです。
👉痛みを取るだけでなく、
再発しにくい状態を作ることが目的です。
●リハビリ(運動療法)
復帰に向けて
・正しい体の使い方
・負担のかからない動作
を段階的に身につけていきます。

■ まとめ
中足骨の疲労骨折は
👉 早く気づくほど回復も早くなります。
「少し痛いだけ」
その段階での対応がとても重要です。
「そのうち治る」と思っている痛みほど、
実は注意が必要なこともあります。
少しでも違和感がある方は、
悪化する前に一度ご相談ください。
院長の橋口は、中足骨の疲労骨折(リンク付き)、腰椎分離症(腰の疲労骨折)(リンク付き)
での症例発表もしており、多くの知見を有していますので、安心して来院ください。
さて、当院は『ほねつぎ』のできる整骨院
『ほねつぎ=骨折・脱臼の処置や加療のこと、
ずれた骨を元に良き位置に整える、整復すること』
ですので、可能な限り急患も対応しています。
何か、ケガでお困りの場合、お気軽にご相談、ご来院ください!

★整骨院で判別(骨折・脱臼疑い)はできますが、最終的な「診断」は医師のみができます。
★骨折、脱臼の初回処置(応急処置:ケガして直ぐの処置)は、可能なのですが、
2回目以降の施術(治療)や過去に医師に骨折・脱臼と診断されたものに関しては、法律上、
医師の同意(後療を〇〇整骨院でしていいですよ)がなければ施術できませんのでご留意ください。
※同意を得る方法は、書面でも口頭でも良いとされております。
こんな感じで、はしぐち整骨院は、多くのケガ処置をとおして、
地域貢献しています![]()
スポーツでのケガ、外傷、障害で悩んでいる。
日常生活でのケガ、不調で悩んでいる。
もしも、交通事故にあってしまいケガをした、周りの方で交通事故にあった人がいる
そのような場合は、
まず、はしぐち整骨院にご一報いただけますと幸いです
その他にも、チームで使うテーピングの購入にも対応していますので、
ご利用の際は遠慮なく受付へお尋ねくださいませ☆
何かあった際は、ぜひご相談ください( `ー´)ノ
急患の対応もしています。
☏0120-983-395(フリーコール)
・LINEで予約
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=dpn8043v

※当日の急な予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!
※写真や本ブログの転載・流用厳禁です。
※写真は本人の許可を得ています。
監修:橋口浩治https://researchmap.jp/Koji.HASHIGUCHI
修士(スポーツ学),学士(柔道整復学)
柔道整復師,柔道整復専科教員,接骨医学会認定柔道整復師
(公財)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー