整骨院実績

膝の外側の痛み:腸脛靭帯炎(ランナー膝)について

さて、今回は、

膝の外側の痛み『腸脛靭帯炎(ランナー膝)』についてご紹介いたします。

 

皆さん、ランニング中やランニング後、部活中などに膝の外側が痛いと感じたことはありませんか??

もしかすると、それは腸脛靭帯炎(ランナー膝)かもしれません・・・。

腸脛靭帯とは、骨盤最上部(腸骨)からすねの骨(脛骨)まで大腿外側についてます。

腸脛靭帯には、大殿筋・中殿筋(お尻の筋肉)大腿筋膜張筋(太ももの外側の筋肉が繋がってます。

腸脛靭帯の上部に付着している筋肉(大腿筋膜張筋と大・中臀筋)が収縮すると、腸脛靭帯に張力が加わり膝と腰の結びつきを安定させています。

また、歩行時や走行動作で脚を前方に振る(股関節屈曲)際、股関節が外旋するのを防ぎ、脚の向きを調整する重要な役割を果たすと伴に骨盤を安定させる重要な筋なんです。

膝の曲げ伸ばしを繰り返し行う運動では、この腸脛靭帯が繰り返し膝の外側(外側上顆)に擦れて刺激され、最終的には腸脛靭帯に炎症が起き痛みが出てきます(>_<)

 

実は、こんな理由で痛くなります、、

このように回内足(オーバープロネーション)があると、O脚になってしまいます。

足首がX型になることから、膝の部分はX脚になりやすいと勘違いしている人も多いですが、

実際には、足首から上側は外側に開くことになりますからO脚になりやすくなります。

イメージも湧く思いますが、O脚のアライメントのまま走ったり、走っている際に左右重心になりやすい人は、

膝の外側に負担がかかりやすくなってしまいます。

そこで、O脚を直すためにも、まず、回内足を直さなければなりません。

 

どんな治療があるの??

当院では、ポドスコープという足のアライメントを科学的に分析する器械があります。

ポドスコープを用いて、患者さんの足の状態をみて、どこが問題であるかを写真やデータをみながら

詳しく説明し、問題である部分に介入した、様々な運動療法(体操、コレクティブエクササイズ等)を提供致します♪

ここでは、気になる運動療法は秘密にしておきます(*´з`)(笑)

運動療法は、スタッフが患者さん一人一人に分かりやすいよう、またコツがつかみやすいように丁寧にお伝えいたしますので、ご安心ください!!

もちろん、それだけではなく、超音波・干渉波等の物理療法、フォームの改善、自分だけのカスタムバランスインソール作成(10~15分程度)、

特に効果的であるショックマスター(拡散型圧力波治療器)など多くの治療法があります。

フィジオ ショックマスター

※ショックマスターの利点は、

①治療時間が短く(1部位5分程度)、治療期間も短く済む

②コストが安く抑えられる

③瘢痕組織(手術の跡)が残らない(メスを入れなくてもよく、感染のリスクがない)

④即効性がある(患者さんによっては1回の照射で効果を実感できる)

などです。

ここ、はしぐち整骨院においても様々な症状の患者さんがショックマスター受けに来院されます。

もちろん、腸脛靭帯炎(ランナー膝)の患者さんも多く来院されます。

ほとんどの患者さんにおいてVASレベル(痛みの程度)が低下し、ランニングの際の痛みの軽減もしくは消失しています。

早期復帰を考えている方は是非体感してみて下さい。

気になる、はしぐち整骨院におけるショックマスターの金額等の詳細は⇒こちらへ

 

ケガでお困りの際は、はしぐち整骨院にお任せください!!

もちろん、スポーツ選手だけでなく、お子様~高齢者まで対応しています。

何か気になることがありましたらお気軽にお問合せください。

℡フリーダイヤル:0120-983-395

 

参考文献:
アスレティックトレーニング学 ”アスリート支援に必要なクリニカル・エビデンス” 2019 第1版
第11章 膝の外傷・障害

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