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エコー超音波画像診断装置の研修会に参加しました!

こんばんわ(^^)
先週末は、東京で基礎医学の研修会に参加しましたが、
本日は、福岡市でのエコー超音波画像診断装置の
研修会に参加してきました!
はしぐち整骨院では、2年ほど前に
エコー超音波画像診断装置を導入し患部の観察に使用しています。
エコーは、放射線の影響もありませんし、すぐに患部を観察でき、
また筋肉や関節を動かしながらの観察もできるすぐれものです!
120624エコー超音波画像診断装置研修会.JPG
今回の研修会では、目からウロコというか、
常識が覆る内容、いわゆるパラダイムシフトがありました。
それは基調講演にて、江戸川病院整形外科血管内治療部の
放射線科医である奥野祐次先生のお話でのことでした。
私たちは今まで、血流が豊富であることが、筋肉や骨などを
痛めた際に早く治る条件と考えていました。
ところが、組織損傷を起こした修復の初期には血流は必要なのですが、
それ以降は多すぎる血流は痛みの原因になるそうです。
組織損傷が起こると新生血管ができたり、動静脈シャントができるのですが、
それが残ったままだと痛みの原因となるそうです。
慢性的な炎症状態では血流を遮断することで組織の炎症を鎮め、
修復を早めることが報告され始めているとのことでした。
実は、エコーにはカラードップラーと言って
血流をリアルタイムで観察できる機能がついています。
いわゆるジャンパー膝、テニス肘、アキレス腱炎、足底筋膜炎などの
亜急性外傷(スポーツ障害)では、患部に血流が多く流すぎているようです。
その血流を抑制することで修復を早めることができるようです。
今後は、エコーにて血流も観察しながら患部の状態を把握し、
少しでも早く患者さんの痛みを取り除けるようにしたいと思います。
実技では、エコーにて肘の観察をしたのですが、
少しですが腕をあげることができました(^_^;)
早速、明日からの画像観察に使用したいと思います。
すべてエコーが優れている訳ではないので、
レントゲンやMRIなども併用しながら患者さんのために
少しでも良い医療の提供をしたいと思います。
それにしても、今日は大雨洪水警報が発令される中での研修会でしたが、
良い学びができて本当に行って良かった\(^o^)/

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