捻挫が重度になると運動制限が出現します。
関節の周辺の組織(軟部組織・骨を囲んでいる靭帯や筋肉など)が伸びたり炎症を起こしたりします。この場合、角度によっては複雑で様々な損傷を受けることになりますが、重度になると、運動制限が出現します。
主な症状
患部の痛み・運動時痛(曲げたり、伸ばしたり、捻ったり)・患部つっぱり感・筋力低下・運動制限
治療について
症状に応じて、電気治療等の物理療法や手技療法、ストレッチ、アイシング(冷やす)、温熱(温める)を行います。各部の捻挫がありますが、部位に合わせた固定やサポーターをおすすめします。患者様ひとりひとりに合わせた治療を選択します。また、自宅でもできるリハビリ指導を行い、早期の社会復帰、後遺症を残さないよう最善を尽くします。負傷程度に応じて1ヶ月~6ヶ月を目安に治療を行います。
整形外科的徒手検査や関節の可動域、VASスケール(痛みのレベルチェック)を定期的に確認を行います。必要な場合は医療機関と連携して毎月経過観察を行います。