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8月26日(日)27日(月) 研究旅行?

27日、28日と東京にて研修があり、遅刻することができないので、26日に前泊をすることにしたのですが、
夏休みのせいか、飛行機の空きがなく、結局、午前中の便に乗ることになってしまいました。
ただ、その便だと早すぎて時間を持て余してしまうので、何かできないかな?と考えていました。
そこで、現在、私が研究している分野で貴重な資料をお持ちのO先生のことを思い出し
早速、お電話したら、26日(日)は会えますよとお返事をいただけました。
ならばと、せっかくの貴重な経験なので、同じ接骨医学史研究会の東京のY先生をお誘いし、こちらも同行できますよとのこと。
うまく行くときは、行くものですねぇ。
26日は、13時頃に羽田に着き、新宿駅でY先生と待ち合わせをしました。
実は、O先生は、山梨県富士吉田市にお住まいなので、新宿から中央線を使って大月まで行き、
そこから富士急行で富士吉田までという2時間弱の行程なのです。
結局、富士吉田には16時頃に着き、駅前でO先生と待ち合わせをして適当な場所で、
お話しをお伺いしながら貴重な資料を見せていただきました。
柔道整復師の歴史を紐解くとき、必ず出てくるのが、
柔術の表裏一体である、殺法(いわゆる武術)と活法(治療法、蘇生法など)の話しになるのですが、
講道館柔道には、皆さんがご存知の通りの武術しかありませんし、
では、古流柔術でそのような殺法、活法を行っているのか?と言えば、私は見たことがありませんでした。
しかし、O先生から資料を見せていただき、お話しをお伺いして、ようやく、胸につかえていたものが取れました。
確かに柔道整復の過去において、柔術から派生した活法を用いていた事を確認できました。
正確に言えば、柔術接骨→柔道整復という感じなのでしょう。
また、東京のY先生のお陰で、話しがスムーズに進みました。
私のこの方面の研究は昨年から始めたばかりで素人ですが、Y先生は長い経験をお持ちなので、
Y先生とO先生のお話しをお伺いしているだけでも興味深いものでした。人の出会いの妙を感じた日になりました。
本当に、O先生、Y先生には心から感謝申し上げます。
O先生との話しが終わり、O先生から
「日本三大奇祭と言われる富士吉田の火祭りが今夜行われるので見ていかれてはいかがですか?」とご提案いただいたので、
そのお祭りを見てから東京への帰路につきました。添付の写真はその様子になります。大松明がずらっと並んでいました。
dialy070801.jpg
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さて、翌日の27日は、午後から研修だったので、午前中は講道館 http://www.kodokan.org/index_j.html に行って来ました。
実は講道館には資料室があり、数々の貴重な資料が保管されています。
15年ほど前に、訪れたことはあるのですが、さすがに柔道の総本山なのか、なぜか緊張しました。
しかし、ここでも良い資料に出会えて有難い限りでした。

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