皆さん、よく走ったりされる方で、「股関節の前面に痛みが出る・・・。」
このような痛みで悩まれていませんか??
この痛みの原因は、腸腰筋が関与しているかもしれません。
さて、この腸腰筋とはどのような筋肉なのでしょうか??
▲腹部前面
引用:
プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系
この腸腰筋は、腰椎(腰の部分の背骨)からはじまる『大腰筋』と骨盤内側上部の辺りからはじまる『腸骨筋』
が組み合わさって骨盤を通り抜けて大腿骨(太ももの骨)の内側にくっついています。
【作用】
この筋肉は股関節を屈曲(曲げる)、いわゆる歩いたり走ったりする際に太ももを引き上げる動作に関与してます。
また、身体が前方に倒れないように重力に対抗し立位姿勢を保つための、抗重力筋という重要な筋肉でもあります。
他にも、走行中に体幹を安定させながら骨盤をコントロールし、大きく強いストライドを生み出す原動力となっていいます。
速く走るために重要な筋肉であることがわかりますね!!
【症状】
★運動時痛(股関節を曲げる際の痛み)
★圧痛(鼠径部:股関節前面)
★安静時痛(症状が強くなると座っていても痛くなります)
この痛みの原因を探るべく、当院では
①足の分析
▲足底の接地の状態を確認中
▲PCにて足のアライメント確認中
足の機能を分析し、足部のどこが上手く機能していないのか、また接地の際の癖などもこれで分かります!!!
分析後は、タブレットやパソコンの写真を用いて、患者様に伝わりやすいように詳しく解説させていただきます♪
②問診・診察
・日常生活の姿勢の確認(座っていることが長くないか)
※日常生活の動作に介入しなければ、痛みは治りません。
学生やデスクワークの方で座っている時間が長くなるとこの腸腰筋とハムストリングスが縮こまった状態になり、いきなりその状態のまま筋肉を使っていしまうと、筋肉を痛めやすくなります。
そこで、当院では学校や自宅でも簡単にできるストレッチをお伝えします!!
その内容は今回は秘密にして、次回一部ご紹介しますm(_ _)m
・走る際のフォームのチェック(骨盤が前傾しすぎていないか…etc)
骨盤前傾(c.反り腰)が強くなりすぎると股関節前方の筋肉に過度な負担がかかります。
・筋の柔軟性、股関節の可動域チェック
次回は、実際の症例とその治療(体操:コレクティブエクササイズ、ストレッチング…etc)についてご紹介します🙆
【耳寄り情報!!】
コロナウイルス感染拡大に伴い、このゴールデンウィークは自宅にいることが増えるかと思います・・・。
そうすると、身体の痛み・不調が出てくる方も多いはずです。
そのような悩みを解消できる、自宅で簡単にできる、コレクティブエクササイズ:体操をYouTubeに載せておりますので、この連休中にしっかり身体を動かしておいてくださいね( `ー´)ノ
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