整骨院実績

股関節前面の痛みに対する治療とはどのようなことをするの??

前回のブログで股関節前方の痛み『腸腰筋腱炎』の概要についてご紹介しました。

股関節の前の方が痛い、、実はある筋肉の炎症かも!?

 

今回は、前回の続きで実際の症例と治療法をご紹介していきます!!

 

Aさんは、高校1年陸上部(種目:短距離)で、ランニング中に、右の股関節の前面が痛くなり練習中断。

翌日当院へ来所されました。

【症状】
・右股関節屈曲・伸展動作で鼠径部(そけいぶ)に弾発症状(ポコポコ音)(+)
・右股関節前面に動かした時(歩行時も痛む)、座っている時に痛みがある

などの症状があり、学校で座っている時も股関節の前面が痛むとのことでした。

実際に歩行時の姿勢やランニングフォームを確認すると、骨盤前傾(反り腰)が強く、問診でよくお話を聞くと、最近特に速く走りたいために、骨盤を前傾させるのを意識していたとのことでした。

前回のブログでわかるように、骨盤前傾が強くなりすぎると、股関節前方へ過度にストレスが加わり、「腸腰筋」を損傷する可能性が高くなります。

しかし、股関節の痛みの原因は様々で、一概に股関節前面の痛み=腸腰筋とは断定できません。

症状・年齢・性別・スポーツ歴・主力選手であることを考慮し、本人・保護者の方とも話し合い、股関節の専門医を当院よりご紹介し、受診していただきました。

診察・MRI検査の結果「腸腰筋腱炎」との診断でした!!


▲MRI検査:腸腰筋のところに高輝度(炎症)あり

 

その後、担当医より当院での後療を指示され、加療開始( `ー´)ノ

症状著明であった為、

★1週目
絶対安静(股関節屈筋(前面)ストレッチ禁止)+骨盤前傾させる大腿直筋・脊柱起立筋の柔軟ストレッチ、骨盤後傾に関与する殿筋・ハム・腹直筋などの筋力強化(スクワット・体幹トレーニング・チューブトレーニング等)、柔軟ストレッチを実施。

★2週目~3週目
徐々に股関節屈筋(前面)のストレッチ、トレーニング開始!!痛みの具合をみながらジョグ・ランニング開始!!

現在も問題なく、90~100%で走っても痛みの再発もないとのことです

Aさん、1週目よく我慢して安静にし、トレーニング、ストレッチングを頑張ってくれました👏

 

ここで、1種類だけ『腸腰筋ストレッチ』をご紹介します♪

①右足を後ろに曲げ膝を床につき、左足は前に出しカラダを支えます。
②後ろに曲げた右足を左手または両手でつかみ10秒間状態を維持します。
③足を変えて①→②を繰り返します。

※床に膝をつけて痛い場合は、タオルやマットなどを敷いて行ってください。
バランスを崩して、倒れてしまうリスクがあるので、周りにつかまれるイスなどを準備しておいてください。

 

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※当院では、コロナウイルス感染拡大予防の為、
院内が密にならないよう、予約制へ変更し、
時間当たりの来院人数の制限をしております。
その為、貴重な予約枠となっております。
ご予約を取られた方に対して最善の準備をしてをおりますので、
どうぞ当日キャンセルはご遠慮下さい。
また、タオル、Tシャツ(肩・首・背中周りを治療される方)、短パン(膝・太もも・ふくらはぎ・足周りを治療される方)の持参をご協力をよろしくお願い致します。

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