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柔道整復基礎医学研究シンポジウム2011

こんにちは(^_^)/
20日(日)は休診にてご迷惑をおかけしましたm(_ _)m
熊本先生は、(社)長崎県柔道整復師会の研修会へ、
私は、名古屋大学で開催された研修会に参加してきました。
ここ3年は、『超』多忙にて、なかなか県外での研修会なども参加できません
でしたが、今回のシンポジウムがあると目にした時点で
『行かなければ』ダッシュ(走り出すさま)という気持ちになりましたパンチ
柔道整復基礎医学研究シンポジウム2011
~科学的視点から得る臨床のブレークスルーを目指して~
・日時:2011年3月20日(日) 13:30~17:30
・会場:名古屋大学医学部第四講義室
・発起人 帝京平成大学 白石 洋介 教授
科学的根拠に即した医療
EBM: Evidence Based Medicine
という言葉を耳にしだして結構な歳月になります。
私も患者として病院受診することがありますが、やはり、医療を受ける側の患者としては、当然ですが、その治療が科学的根拠に即しておこなわれているものと考えていますし、そう願っています。
しかし、実際にはすべてがそうと言う訳ではなく研究の進歩と共に変化してきています。
以前もブログに記載しましたが、以前では創傷、擦過傷などは、なんでも消毒をしていたのが、現在では変わってきています。
ところが、柔道整復においては専門学校教育にて技術者の養成はしてきたのですが、『研究』というのがおろそかになっていました。ようやく最近になって大学も9校ほどでき、大学院もできたことで、柔道整復師がしないといけない研究がされるようになってきました。
今回のシンポジウムでは
科学的根拠に即した柔道整復
EBJ:Evidence Based Judo-therapy
と言う、新しい言葉が出てきましたが、柔道整復師による柔道整復研究が進ん
で行くことで、多く患者さんに喜ばれる柔道整復施術の提供ができるようになることと思います。
シンポジストの先生方です。
代表およびシンポジストの皆さんは柔道整復師です。
代表 帝京平成大学 白石 洋介 教授
特別講師
 杉浦康夫先生
座長
愛知医科大学 医学部 解剖学講座  中野 隆 教授
帝京平成短期大学 ライフケア学科  川崎 一郎 教授
シンポジスト
愛知 秀一先生 (愛知医科大学、中和医療専門学校、太極堂接骨院)
川畑 浩久先生 (大阪大学大学院 医学系研究科、森ノ宮医療大学 保健医療学部)
木全 健太郎先生(愛知医科大学、中和医療専門学校、明青接骨院)
林 功栄先生  (名古屋大学大学院医学系研究科、金沢大学医薬保健研究域医学系)
藤田 英二先生 (鹿屋体育大学大学院スポーツトレーニング教育研究センター)
森 倫範先生  (東京医科大学大学院 医学研究科)
安井 正佐也先生(名古屋大学大学院 医学系研究科)
拝聴した内容です。
『骨折の痛みを科学するために』安井先生
『筋・筋膜性疼痛症候群の病態メカニズム解明への試み』林先生
『解剖学的視点から得る臨床能力~後骨間神経麻痺を例にして~』木全先生
『解剖学的視点から得る教育能力[舟状骨骨折と大腿骨頚部内側骨折を例にして]』愛知先生
『筋電図法を利用した自重負荷スクワット運動が大腿四頭筋にあたえる負荷強度の推定』藤田先生
『足関節捻挫後に残存する不安定感の原因を解明する』小林先生
『骨折修復過程の組織学的解析』川畑先生
『神経伝達物質開口放出過程におけるCa2+ の役割』森先生
特別講演
『これからの柔道整復師に基礎医学がなぜ必要か』
講師 杉浦康夫 先生(愛知県コロニー総長、名古屋大学名誉教授(解剖学講座)、前名古屋大学理事・副総長)
閉会の挨拶 中野 隆先生 (愛知医科大学 医学部 解剖学講座 教授)
今回、学んだ内容は、明日からの施術に有効活用できる内容です。
というか多くの患者さんに喜んでもらえる施術の根拠となる内容でした。
明日から、一段とレベルアップした施術を提供し、休診にしてご迷惑をお掛け
した以上に、喜んでいただけるようにしますグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
また、懇親会レストラン、2次会ビールでも有意義な話ができました(*^^)v
長崎で出来ることもして行きたいと思いますひらめき

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