肋骨は、外力を受けやすいために骨折が発生しやすくあります。
特に閉経期を過ぎた女性では、骨粗鬆症を起こしている事も多いので、少しの外力や、激しい咳でも骨折する。
幼少年期の肋骨は弾力性が強い為、骨折することは少ないです。
原因
・転倒、衝突などで胸部周辺をぶつける
・胸部を前後または左右方向から圧迫される。
・激しいくしゃみや咳(特に骨粗鬆症である方)
・ゴルフのスイングによる、疲労骨折
症状
・深呼吸、咳、くしゃみで痛い
・骨折部分を押すと痛い
・身体を曲げたり、伸ばしたり、捻ったりした時に痛い
このような症状が肋骨周辺で出た場合は肋骨の骨折も疑う必要があります。
治療法
・肋骨の治療は、バストバンドなどを用いて患部を安静にすることが基本です。
しかし、損傷程度が強いと、肋骨が内臓に刺さり内臓器の損傷に繋がっていしまい命に関わる場合もあります。
その時はただちに専門医を受診する必要があります。