今日は「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」について説明します。
「肘部管」は肘の内側にあるトンネルのことです。
このトンネルにおいて尺骨神経(指の曲げ伸ばし、開閉をする神経)が圧迫されることにより、
薬指・小指側から肘あたりまでシビレがでたり、肘の内側に痛みがでたりします。
※ヒジをぶつけたときにジーンとするのは尺骨神経の影響です。
ボタンがかけにくくなったり、お箸が持ちにくいなど、
指の曲げ伸ばしに違和感がでることもあります。
要因としては腕の骨折をした後のヒジの変形によるものが大部分を占めますが、
ヒジの内側を強くぶつけたりしたときなどにも発生します。
また、腕の筋肉をたくさん使った際にも発生します。
痛みが出ないように原因となる動きを抑え、安静にするのが一番かもしれませんが、
なかなかそうもいきません。
そんな困ったときは、ご相談ください!
温めたり、電気をあてたりすることや運動療法で治療していきます。
また改善のためのストレッチ法も紹介します。
同じような症状でお困りの際はご相談ください!