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整骨院のかかり方?

こんにちわわーい(嬉しい顔)
毎日、暑い日晴れが続いていますねあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
日中、外出するともう溶けそうですふらふら
さて、本日は、ちょっとかための話ですたらーっ(汗)
おやおや、何か聞こえてきました耳
「普段も、そんなに柔らかくはないやろ?」。
・・・・はい、そうかもですあせあせ(飛び散る汗)
『整骨院のかかり方、どのような方が受診するのか』
について、お話ししますねひらめき
当院のホームページにも記載していますが、
整骨院における保険取り扱いの業務範囲は
「内科的原因でないもので急性または、亜急性の外傷」
となっております。
ここで理解しづらい言葉として、
急性、亜急性という言葉があります。
ちょっと柔道整復独特の意味合いがあります。
急性とは、『1回の外力』でケガや痛みがでること。
簡単に言うと、
「転んでケガした。」
「重い物を持って腰が痛くなったなどです。」
亜急性とは、『複数回の外力』でケガや痛みがでること
簡単に言うと、何度も何度も使っているうちに痛くなった。
例えば、テニス肘や腱鞘炎などになります。
スポーツ整形では通常、
『1回の外力』のケガ=外傷
『複数回の外力』のケガ=障害
という分類になります。
したがって、柔道整復独特の表現なんです。
また、柔道整復師(整骨院を開業できる医療資格者)の取扱う傷病名としては、
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(筋腱軟部組織損傷:肉ばなれなど)となっています。
ここに法制度と現状のギャップがあるのですが、柔道整復師は大正9年(1920年)に医療資格者として認められました。90年も前の話になります。
当然、その時代では、細かな傷病はつけることもできず、
と言うか、検査方法もなかったと思います。
当時は、捻挫や挫傷は、保存療法しかなかったでしょう。
実は、捻挫、挫傷と一言に言っても、現在では数々の傷病名に細分化され病理病態も解明できています。
MRIやエコー検査などによって捻挫で靭帯損傷、腱損傷、半月板(関節円板)損傷が起こるというのも明確に分かります。
したがって、整骨院では、靭帯損傷、関節軟骨損傷などの関節内外の損傷やテニス肘、野球肩などのいわゆる障害も取り扱うことになります。
ただし、柔道整復師は『保存療法』のみですので、手術の適応かどうかの判断が必要になります。
ケガなどの施術(治療)の原則は『保存療法』ですが、時として、手術が必要な場合もあります。
そこで、常に医師の対診を仰ぎながら、治療に従事するスタンスが必要となります。
患者さんが来院され、これは整骨院レベルの治療で大丈夫じゃないかな?
と判断して、継続治療をしていたら、中々、症状が軽快しない。
そこで専門医に診察していただくと
実は関節内に何らかの損傷があったということがあります。
やはり、身体の内部に関しては、外見から判断するのは難しいです。
ただ、やたらと検査する訳にもいかないですので、
私たちの初検時の判断レベルを常に向上させるしかないです。
整骨院レベルでの施術(治療)で大丈夫か?医師の対診が必要なのか?で常に戦っています(>_<)。 話が、かなりそれたのですが、なぜ、このようなことを記載しようかと思ったのかと言うと、 最近、新患さんで 『肩が凝ってきついのでマッサージしてもらえますか?』 という感じでの来院がありました。 話をお伺いしていると、 「以前、他の整骨院でマッサージしてもらったので・・・」 とのことでした。 整骨院は、あくまでも『国民皆保険の医療制度』での施術(治療)になりますので、 慰安(リラクゼーション)目的では保険は使用できません
きちんと、原因があり痛くなっての施術(治療)となります。
昨今、医療費はかなり厳しい状況になっています。
来院される患者さんは、整骨院の業務範囲など知る由もありません。
私たち柔道整復師が、きちんと伝えていかなければと感じています。
医療費は、皆さん、私たちの税金から支払われているのですから・・・。
今日は、おかたい話でしたたらーっ(汗)

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