またまた、原の登場です(笑)
今回も、はしぐち整骨院に勤務し、様々な患者さんを診ていく中で驚いたこと、
感じたことを書いていきます♪
先週も足関節を強く捻った患者さんが来院されました。
T君は、バスケットボールの練習中に相手の足の上に乗ってしまい、左足首を強く捻り負傷しています。
顧問の先生に連れられ当院に来院されました。
↑患側(捻った方)左足
↑健側(捻ってない方)右足
受傷1時間も経過していませんでしたが、腫れ・熱感も強く、内出血(皮下出血斑)が外くるぶしの下にありました。
左足(痛い方)右足(痛くない方)で見比べると、腫れ具合も一目瞭然ですね・・・。
しっかり柔道整復診察(視診・触診・徒手検査・エコー検査…etc)を行った後、
整復(骨・関節の異常をもとの状態に治すこと)をして、
今回は下記の理由があるためシーネ固定を施しました。
※ちなみに、足関節捻挫の整復・固定・管理などは、この一年間で百症例以上を経験しました(;´Д`)
症状や所見から、強く骨折を疑ったので、専門医に紹介することにしました。
平日の17時すぎという事もあり、病院整形外科・クリニックなどは受付終了しています。
私は、どこにご紹介するのかな??と思っていたら、院長がなんと、、、、
長崎大学病院の整形ドクターに直接電話をかけたのです!!!😳
え???大学病院!??と思いました(笑)
院長は大学病院のドクターとのコネクションがあったこともあり、患者さんを快く引き受けていただきました。
T君もこの時間帯に病院でも診てもらえるとは思わず、安堵と驚きの表情でした😂
通常は、近隣の専門医にご高診依頼をするのですが、
実は、この1年間で、3例だけですが大学病院に直接、ご高診依頼をしました。
なんと、他にも病院から、膝の靭帯である、前十字靭帯断裂(ACL断裂)の患者さんの術前リハや、
前腕骨両骨骨折の術後拘縮後療のオーダーも受けました。
↑前腕両骨骨折
↑前腕両骨骨折(術後)
手術前はポッキリ折れているのが、レントゲン上でもわかります・・・。
前十字靭帯断裂は太ももの筋肉の萎縮するスピードに、本当にビックリ(゜o゜)
術後の早期復帰を目指し、筋肉量を蓄えた状態で病院へ送る為のトレーニングを提供しました。
前腕両骨骨折の術後のクリティカルパス(治療計画)作成・リハビリも経験することができました。
術前・術後リハを整骨院で経験できるのは、おそらく長崎県内でも当院ぐらいだと思います!(^^)!
1年目の私がこんな貴重な経験をできるとは、、♪(笑)
ちなみに、前腕骨両骨骨折の患者さんは、現在問題なくスポーツ復帰されてます( `ー´)ノ
また、病院・整形外科・クリニックに当院からご紹介した患者さんの御返事が
CD(レントゲン、CT、MRIの映像)も添付されて届いたりします。
↑股関節(MRI)
↑両股関節臼蓋形成不全(レントゲン)
私は、初めてMRIやレントゲンの写真を見たとき、何が何だか全く分かりませんでした(>_<)
養成校では、とりあえず習ってはいるのですが、正直、自分がこの立場になると想定できて
いなかったので、習熟不足は否めません・・。
院長に解説してもらいながら、様々な症例を見ていくうちに、また、自分でも正書を見て学ぶことで、
今では自分で画像所見を、少しは理解できるようになりました。
はしぐち整骨院には、画像所見の診方、ギプス固定の巻き方、骨折などの手術後リハの本が当然、
完備されており、僕は、それを毎晩、業務終了後、愛読しています(^^;
股関節の患者さんも、多く来院されますが、痛みが股関節のみではなく、腰やお尻に出ることがある為、
腰が悪いと言われ、重症になるまで見つからない場合が多いです。
当院にも実際に股関節のみではなく、腰やお尻が痛いと訴える患者さんがいたのですが、
柔道整復診察で「これはおかしい」と院長が判断して、すぐに、股関節専門のドクターを紹介すると、
やはり両股関節臼蓋形成不全との診断でした。
※臼蓋=大腿骨頭(ボールみたいに丸くなっている所)の受け皿となる、おわん状になっている所
早期に発見できたので症状も早く治まり、患者さんも安心されてました。
実際に手術をされた患者さんもいますが、早期に発見されたこともあり、いまでは普通に問題なく歩行されてます(^^)/
このような患者さんを診る度に、本当に自分のやりたいこと(人の役に立つ)ができていて、
この柔道整復という仕事にやりがいを強く感じます!
また、はしぐち整骨院だからこそ、このような骨折、脱臼、捻挫などの急性のケガから、
ランナー膝(腸脛靭帯円)、野球肩、野球肘、腰痛、首痛、シンスプリントなどの障害まで、
養成校の教科書で学んだことを、そのまま実践できているのも、とても嬉しいです(^^)