昨日の午前に転倒して右手をついた患者さんが来院されました。
以前からご家族を含め何かケガをしたり痛めた際には
当院をご利用いただいています。
写真を見ていただければ一目瞭然ですが、
左側がケガをしていない方
右側がケガをした方
の写真です。
いわゆるコーレス骨折(橈骨遠位端部骨折)の定型的な変形をしています。
問診、視診、触診をおこない骨損が疑われましたので、
近隣の提携医院にてX-P (レントゲン)精査していただいたら・・
ご覧の通り、ポッキリ骨折していました。
徒手整復をして、きちんと元の形に戻し、必要な固定をおこないました。
しかし、今回の症例は、手関節面にまで骨折線が侵入しています。
右手(利き手)に、何らかの後遺症、機能障害が残ると患者さんに
不利益をもたらします。
そこで、本日、手関節の専門整形外科医に患者さんをお連れして、
必要な処置をしていただきました
当院は柔道整復師卒後臨床研修施設でもあるので、
若い先生方の経験を積む、研鑽の場という側面もあります
はしぐち整骨院は、骨折、脱臼、捻挫などの、
いわゆる『ほねつぎ』ができる整骨院です。
また、きちんと『医接連携』が取れており、
当院での対応が難しい場合、
専門医の診察が必要な場合、
患者さんが希望される場合は、
整形外科の腰、肩、手、膝、スポーツなどの専門医師をご紹介したり、
内科や外科系の医師をご紹介させていただくこともあります。
当院では、『患者さんのために』をモットーに
柔道整復診断、施術にあたらせていただいています。
昨今の柔道整復養成校の爆発的な増加で、
整骨院、接骨院が随分と近隣に増えたと思います。
柔道整復免許取得後すぐに、満足な臨床経験を積まず、
きちんとした指導も受けずに開業されている方も多いのが現状です。
患者さん、整形外科医師、損保会社の自賠責担当者などから
不満の声や問題提起もされています。
来院していただける患者さんのために、当院では、今後も引き続き
・医学知識、技術の研鑽
・近隣の医師とのコミュニケーションの確立
・患者さん本位の医療提供
に努めてまいります