さて今日は、手首の痛み特に『ド・ケルバン病』について説明します
ド・ケルバン病とは、腱鞘炎の一種で20~50代の女性に多く
赤ちゃんを抱える産後の女性にも多く見られ
片手のみの発症が多いとされます。
ただ利き手に多いとは限りません。
親指を上に向けて、天井側に曲げる動作の繰り返し
例えば、フライパンを返すとき、パソコンのマウスの長時間操作、
スマホの使いすぎなど。
手首周りの筋肉を使うと筋肉とつながっている腱も同じく動き
腱を包んでいる腱鞘と呼ばれるものとこすれ合い炎症がおき
痛みが出るという事になります。
手首の痛み()親指の下の手首あたり)、動かすと痛い(ペットボトルのキャップをあける動作等)
場合により腫れ、熱感を伴います。
エコー(超音波画像観察装置)を用いて炎症箇所を調べた後
急性で腫れ・熱感を伴う場合、冷却と固定
その後、電気療法、超音波療法を行います。
なかなか良くならない場合、腱の変性も考えられる為
医師の対診を勧めることもあります。