むちうちとは交通事故などにおける頸椎の損傷をいいます。

骨折や脱臼を除く、頸部の筋肉・靭帯・神経・血管などさまざまな損傷が考えられます。

①頸椎捻挫型

むちうち損傷の軽度なもので約80％を占めます。

首の周りの筋肉などの損傷、椎間関節の捻挫による、痛み、運動時痛がみられ、寝違いの症状に似ています。

②根症状型

神経根の圧迫により、腰部から腕までの神経症状があらわれ

咳、くしゃみ、首の運動時に痛みが強くなります。

感覚の異常や筋力低下、握力低下（力が入りにくい）などがみられます。

③バレ・ウーリー症状

頚椎の損傷により自律神経が緊張し

頭痛、めまい、耳鳴り、視力障害、顔面、腕の感覚異常、夜間時の腕のシビレ感などがでます。

むちうちは、症状に応じて頸椎カラーなどのサポーターを使用し安静にさせます。 

経過次第で温熱療法、マッサージ、牽引療法なども行います。

※重症の場合は例外もあります。

当院では牽引機をはじめ、効果的な治療器を導入しています。

むちうちじゃなくても日常生活の問題などにより、このような頸部の症状は出てきます。

肩こり？？？と思っている方もそれはもしかした頸部からの症状かもしれません。

お困りの際は当院までご相談ください。