歩き始めて、自由に動き回るお子さんを見守るのはすごく大変だと思います。
手を引いて歩いたり、時にはどこか行こうとするお子さんを急に引っ張ったり。
そんな時に急に腕を上げなくなり、痛いと言い出すことがあるかもしれません。
または、ごろごろ寝転がっていて急に腕が痛いと言い出したり…。
もしかすると…
肘内障かもしれません。
肘内障とは
肘の関節にある橈骨頭についている輪状靭帯をくぐり抜けて脱臼をした状態になることです。
イメージつきにくいとおもいますが、絵にするとこのような感じ。
右の絵がくぐり抜けてしまっている絵です。
学齢期前2歳~4歳の幼小児特有の障害であり、多く発生します。
簡単に脱臼してしまうんですよね…
ですが、簡単に整復(元の位置に戻す)ことができます!!
昨日、寝転がっているお子さんを起こそうとして腕を引っ張りその際に発生した子が来院しました。
腕をだらんと垂らした状態で痛そうにしていました。
ギャン泣きで院内も騒然(゜_゜!!)
2歳のお子さんで痛がって動いている中での整復でしたが、無事に整復!!
腕を上にあげていたので一安心。
最後は痛めた方の腕で押し払っていました(笑)
肘内障の可能性だけではなく、骨折の可能性もあります。
もし、様子がおかしい際はすぐにご連絡下さい!!
急患の際も対応しております。
こちらのページに電話番号記載しております。
http://hashiguchi-seikotsuin.com/contact/
当院では骨折、脱臼などの外傷を診れる準備ができています。
エコー画像や包帯固定、松葉杖など。
いつでもお問合せください!!