脳震盪(のうしんとう)とは頭部に衝撃を受けた直後に起こる神経機能麻痺です。
スポーツでは、スノーボード、野球、ラグビー、サッカー、バスケットボールに多く
意識を失ったり、記憶力の低下、頭痛、めまい、耳鳴り、物が二重に見えたりします。
脳震盪になり怖いのは急性硬膜下血腫という脳の出血をしていないかです。
急に頭を揺らされて脳の中の静脈が切れて血腫ができてしまいます。
急性硬膜下血腫になってしまうと 死亡率は50%以上と高く危険です。
もしスポーツなどで頭をぶつけてしまった場合、どうすればいいのか???
•動かしたりせず安静にし、頸部や頭部を氷や濡れタオルで冷やす
•速やかに病院へ受診し、検査や医師の診断を受ける
•脳震盪の疑いのある人は当日一人にはせず、症状の確認を継続して行う
•運転、テレビゲーム、インターネットなどモバイル機器の使用は禁止する
脳震盪は脳への衝撃を伴うため、数日経ってから重大な疾患を引き起こすこともあります。
脳震盪は比較的身近なものにも聞こえますが、脳へのダメージを伴う分とても危険なものとされています。
意識消失がなく脳震盪を起こしている場合もあり、本人に自覚症状がないこともあります。
そのため、頭部や頸部に強い衝撃があったような場合は、必ずその後の症状・状態の確認を継続して行うようにし、
重大な疾患を招かないように注意して行動しましょう。
急な事でどうしたらいいのかわからないという方は、
当院へご相談ください!!!