野球のボールを投げて肩が痛くなる『野球肩』。
野球肩とは言いますが、オーバーヘッド投動作で痛みがでるものを通称『野球肩』と言います。
テニス肘と同じ考えですね!
野球肩の原因は、『外傷』と『障害(使いすぎ:オーバーユース)』の2つに分けられます。
ケガ=外傷・障害です。
外傷の場合、はっきりとした原因・症状があります。
たとえば、外野から思い切りバックホームしたら肩が抜けそうに痛みが走ったとか、ピッチャーが速球を投げたら肩が”バキッ”と音がして、痛くてマウンドにしゃがみこんだなどがその例です。
これは、肩の亜脱臼、関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)、腱板損傷(けんばんそんしょう)、骨折(上腕骨の骨端線離解(こったんせんりかい):リトルリーガーズショルダー)などが起きたと考えられます。
ケガですから、症状が軽いものは安静(ボールを投げない)にしていると治ることもありますが、損傷が強いとなかなか良くならないために治療が必要なこともあります。
野球肩のもう一つの原因は、使いすぎ(オーバーユース)による障害(ケガ)です。
毎日ボールを投げていると、知らないうちに肩が痛くなってきたという例で、
特にピッチャーやキャッチャーといったボールを投げる頻度が多いポジションに多いです。
外傷にせよ、障害にせよ、個体要因として肩の柔らかさ(ルーズショルダー)も、ケガの原因の一つとなります。
これは、サルカスサインとって、上腕を引っ張ると肩峰が突出して見えます。
肩が柔らかい選手の特徴です。柔らかいことはストロングポイントですが、ケガの要因でもあります。
はしぐち整骨院では、どこがケガをしているかも、しっかりと確認します。
エコー画像観察にて、棘上筋の描出!
エコー画像観察にて棘下筋の描出!
このような画像観察も可能ですし、必要であれば肩やスポーツの専門医に対診を依頼します。
もちろん、MRIやレントゲンもその際に撮影してもらいます。
もちろん、ピッチングフォームの修正や、筋力強化も必要です!
当院には、鏡が設置された運動療法スペースありますので、患者さんにフィードバックしながら
安全な投球動作やカラダの使い他の指導も行っています。
野球だけでなく、バドミントン、バレーボールなどのオーバーヘッドスポーツで肩が痛い方はお気軽にお問い合わせください。
※当日のご予約も承っております!
フリーダイヤル 0120-983-395