整骨院実績

足の捻挫をしたと思ったら実は骨折だった・・。それも治りが面倒な場所、部位らしい・・汗 第5中足骨骨折、ジョーンズJone骨折.当院は実績豊富で専門医と連携取れていますので、まずは、ケガをしたらご相談下さい。手術した方が良い場合のある症例なんですよ

今回は、第5中足骨骨折について過去のブログを最新の知見でリライトしますね!

まず、下駄骨折:基部裂離骨折(ZoneⅠ)について紹介します。


プロメテウス解剖学より引用、加筆

 

第5中足骨骨折は
ジョーンズJones骨折(ZoneⅡ)、骨幹部疲労骨折(ZoneⅢ)
も、念頭にいれておこないと難治性や手術適応もあるので、本当に難しい部位なのです。
※数年前までは、↑上記の考えは無かったので非常に重要です
こちらの、古東整形の症例記事も参考にどうぞ!

皆さんは、ちょっと足首を挫く、いわゆる捻挫の経験はあるかと思います。

 

 
しかし、そんなケガでも捻挫ではなく処置が難しい骨折なんてことも・・
痛みや腫れが強いので病院を受診したら「骨折しています」と言われてびっくり・・

 

学校部活動での足の捻挫は

日本スポーツ振興センターの平成23年度給付データーによると

(外傷発生数:47,839件,発生頻度:1,683件/10万人/年)であり,

部位別では足関節が最も多かったとのこと。

1年で、1,000人中、17件発生ということですね

そのためアメリカでは、捻挫で骨折していないか?レントゲン検査が必要かのスクリーニングとして、

バッファロールールがあり第5中足骨の圧痛検査が設定されています

で、今回の主題の第5中足骨骨折は、

毎年10万人当たり67人に発生なので、

1年で、1,000人中、0.7件。まあ1,000人に1人発生するケガという感じですね・・

 

その中でも、第5中足骨骨折基部~近位部は、
その昔、下駄をはいていて捻った際に発生しやすかったため「下駄骨折」という名称がついています。

1年程前に来院された45歳、男性のレントゲンはこんな感じです。
この方は、サンダルを履いて捻ったので、受傷原因からして本当に「下駄骨折」って感じですね

「下駄骨折」とは、
足の甲の骨、第1から第5まである中足骨のうち、第5中足骨の基部骨折(ZoneⅠ~Ⅱ)をいいます。
現在では、下駄をはかなくても、裸足や靴を履いて室内や階段で強く捻る・回外することで負傷します。
足首を真横に捻った際に、付着してる短腓骨筋などの牽引で骨折するとも言われます。

 

前置きが長くなりましたね
まず第5中足骨の場所は、足の小指側のこの部分です。
患者さんは12歳 男子・・。8/4にバスケ🏀で誤って強く捻る・・。

この写真は、受傷後3日です。内出血が・・

 

で、レントゲンは下記のです。
上記の45歳と比べると、骨端線があるので成長期の骨であるのも見て取れます。

 

当院には、エコー超音波画像診断装置があるので、来院されると
①問診、②触診、③徒手検査後に、④エコー観察します。そうすると・・。

患側(左)と、健側(右)を比較すると、一目瞭然で骨折線と疑われるものが描出されます・・

そのため応急で整復→シーネ固定処置、松葉杖免荷をして専門整形外科医を紹介し、上記のレントゲンって感じなのです・・。

※今回は、ニールスプリント(リンク付き)で固定しています。

専門医にて、当院での後療を同意を得て、骨が早く癒合するように物理療法や
患部外のトレーニングを指導いたします。

アスレティックトレーナーでもある橋口がいますので、
ケガする前よりも良きカラダのコンディションにするようにします

近所の当院で通常の加療をして、月1~2回必要に応じて専門医の診察を受ける
受付時間が長く、日祝も開院している当院を上手く使った、患者さんに喜ばれる加療の仕方ですね

今回の症例は、ZoneⅡ付近でもあるため、注意して経過観察しないといけないです

以上が、中足骨骨折『下駄骨折:ZoneⅠ』のケガ直後から1週間の内容ですね!!

 

長くなりますが、いちよ、スポーツなどによって1回や繰り返すストレスにより第5中足骨の,

ZoneⅡ: ジョーンズ(Jones) 骨折や、疲労骨折であるZoneⅢ:骨幹部疲労骨折も症例供覧しますね!

この骨折の何が問題かというと、

Zone2やZone3の部位は、

栄養血管が少ないのがZone2(当然、栄養分が無いと骨癒合しないです)

剪断力、応力を受けやすいのがZone3(針金をくねくねするとポキッて折れますよね汗)


①下駄骨折、②ジョーンズ骨折(1回の外傷も疲労骨折もある)、③骨幹部疲労骨折

第5中足骨骨幹部近位の1回の外傷や疲労骨折として、ジョーンズ骨折:ZoneⅡですね
これは2年ほど前の症例です。

 

次に、ZoneⅢ:中足骨骨幹部疲労骨折ですね。
これは3年ほど前の症例です。

スポーツをしている選手などに多く発生します。
第5中足骨基部~骨幹部には、筋に引っ張られるストレスや体重がかかるストレスといった
様々な方向のストレスが常にかかり疲労骨折してしまいます。
また、その部分は血行が他の場所に比べて少ないので、
骨が癒合しにくい場所(骨の治りが悪い場所)でもあります。
そのため、早期発見が必要であり、適切な処置・管理が必要になります!

上記、ZoneⅡ:ジョーンズ骨折は、早期復帰を望まれたこと、安全を考え手術をしてもらいました

上記、ZoneⅢ:骨幹部疲労骨折は、治療期間が長くなり最後の試合に間に合わなかったです

 

こんな感じで、第5中足骨骨折は、とても慎重に観察・加療が必要なのです

そのため、

スポーツ選手で、Zone2やZone3の骨折の場合、

手術療法をおススメし専門医を紹介しています

一般の方で、あれば、基本的に保存療法で癒合しますので、ご安心ください

過去の中足骨骨折ブログ添付しておきますね!

足首の捻挫でこんな所が骨折するの??知らないと大変なことに、、!? ここの骨折は、適切な対応しないと悲惨なことになる症例もあります(汗)

 

足の甲側の痛みで悩んでいませんか??『中足骨疲労骨折』一症例をご紹介します!!

 

当院は『ほねつぎ』のできる整骨院
『ほねつぎ=骨折・脱臼の処置や加療のこと、
ずれた骨を元に良き位置に整える、整復すること』
ですので、可能な限り急患も対応しています。
何か、ケガでお困りの場合、お気軽にご相談、ご来院ください!

※当日の急な予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!
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