「スポーツでの頭部外傷ー脳震盪は結構こわいー」
脳震盪の怖さについてです。
その中でも印象的だったのが、セカンドインパクト症候群についてです。
まず脳震盪とは、頭に強く打撃を受けた際に、
一時的に記憶が飛んだり、
平衡感覚に障害が出てフラフラしてしまいます。
症状としては、頭痛やめまいなどが起こってきます。
ひどいものになると併発して「急性硬膜下血腫」が起こります。
脳の中で出血を起こし、死亡率50%以上ととても危険です。
また、危険な点としては意識が失われず
時間を経て意識が失われることがあることです。
その中で、セカンドインパクト症候群とは
脳震盪の症状が残っているうちに再び打撃を受けてしまうと、
急性硬膜下血腫となり死の転帰をとることがあります。
そこでもし脳震盪を起こした際の周りの対応としては、
気道の確保
意識レベル
バイタル
神経症状
移送の準備
が大事になってきます。
また、その後でも1~数日は異常なくても
スポーツは禁止することが大切だそうです。
今回の研修会で、
ただの脳震盪と軽んじてはいけないことが改めてわかりました。
また人間の身体の中は少しの衝撃でも思わぬ事態を招き、
すごく繊細だなと感じました。
この研修会でもっともっと外傷に対する
対応が大切になってくるなあと感じました。
皆様も参考にしてみてください