今日は、『TFCC損傷』について説明します。
そもそもTFCCとは、尺骨と呼ばれる小指側の腕の骨と
手根骨という手の骨との間にある
『三角線維軟骨複合体』という靭帯や半月板などと
同じような軟部組織(軟骨)の事で
衝撃を吸収するクッションの役割をしています。
そこに炎症が起こり痛みが出ます
↑三角線維軟骨複合体
テニスやバドミントンなどのラケット競技のスポーツ選手、ゴルフをする人、
手を酷使する人に多く
他には、床に手を強く着いた時やフライパンを何度も返すような
動作に起こりえます。
痛みの症状が主で特に手首を返すような
動作で強く痛みが出ます(ラケットを振る動作や雑巾を絞る動作)
また、握力の低下なども起こり、
手首を動かしたときに関節の中で音が鳴ることもあります
エコーで炎症の程度を見て
軽度であればテーピングなどで動きを制限します。
痛みを引かせ治癒促進の為に電気、超音波療法を行います
重度であればギプスやサポーターで固定します。
更に今世界的にメジャーになりつつある治療器、『ショックマスター』も効果的です!
TFCCは軟骨である為、とても血流が悪く、治りが悪いので早期治療が鍵となります。
スポーツ選手に限らず誰にでも起こりうる疾患ですので
小指側の手首が痛い場合には
はしぐち整骨院へ!!
☏(フリーコール)0120-983-395