今回は最近実際にあった症例の中の
第5中足骨の骨折(ジョーンズ骨折:疲労骨折、1回の外力でのケガもある)について紹介します。
皆さんは、ちょっと足首を挫く、いわゆる捻挫は誰でも経験あるかと思われます。
しかし、時には単なる捻挫で済まないこともあります。痛みや腫れが強いので
病院を受診したら「骨折しています」と言われてびっくりする事態にもなります。
下駄をはいていて挫いたとき発生しやすかったため「下駄骨折」という名前がついています。
「下駄骨折」は、足の甲の骨、第1から第5まである中足骨のうち、第5中足骨の基部の骨折をいいます。
また、スポーツなどによって繰り返すストレスでも第5中足骨の,この場合は少しつま先寄りに
骨折を生じることもあります。 ジョーンズ(Jones) 骨折と呼ばれる特殊な疲労骨折です。
※ジョーンズ骨折は、1回の外力での受傷も疲労骨折もあります。
まず第5中足骨とは足でいうと、小指側のこの部分です。
※↑ ①下駄骨折 ②ジョーンズ骨折
第5中足骨骨幹部近位のジョーンズ骨折と呼ばれるものがあります。
これは最近あった症例のレントゲンです。
スポーツをしている選手などに多く発生します。
第5中足骨基部の部分には、筋に引っ張られるストレスや体重がかかるストレスといった
様々な方向のストレスが常にかかり疲労骨折してしまいます。
また、その部分は血行が他の場所に比べて少ないので、
骨が癒合しにくい場所(骨の治りが悪い場所)でもあります。
そのため、早期発見が必要であり、適切な処置・管理が必要になります!
当院では、まず、視診、触診、徒手検査を丁寧に行います。
健側(痛くない方)
患側(痛い方)
こうして診てみると、一目瞭然ですね!
患側の方が腫れてみえます、、
☆エコー超音波画像診断装置を使い、患部を観察します!
この様に黒く映っている骨の部分に、白い骨折線の亀裂が入っているのが鮮明にわかるんですよ!
やはり、Xarioのエコー素晴らしいっ♪(笑)
☆疲労骨折が疑われ必要と判断した場合、整形外科を紹介します!
☆骨折だった場合、固定し医師と連携しながら経過観察します!
☆骨の癒合を早めるために、オステオトロン(超音波骨折治療器:リンク付き)があります!
その後、整復(骨を治りやすい元の位置まで戻す)をして、治りやすい位置をキープする為に
固定をします。
早期スポーツ復帰、社会復帰のために、
ぜひ当院へご相談ください!!
この患者さんも、『はしぐち整骨院』にて適切な処置受けたことで、
安心し、喜んで帰られました( *´艸`)
※写真は本人の許可を得ています。転載・流用厳禁です。
当院は『ほねつぎ』のできる整骨院
ですので、可能な限り急患も対応しています。
何か、ケガでお困りの場合、お気軽にご相談、ご来院ください!
※当日の急な予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!
☏0120-983-395(フリーコール)