今日は『後十字靭帯損傷』について説明します
後十字靭帯とは以前説明した前十字靭帯と対になていて膝の後ろにある靭帯で
※膝を後ろから見た図
このようになっており、後十字靭帯の上にひものような物は外側半月板となります
働きとしては脛骨(すねの骨:画像下の骨)が大腿骨(太ももの骨:画像上の骨)
より後ろに行かないように制限する役割があります
交通外傷(事故の際ダッシュボードの強くぶつけたり、オートバイから転落した際等)や
スポーツ中膝が軽く曲がった状態ですねの前を強打したり
階段から転落した際の膝を強打などの原因があります
受傷直後激しい痛み、腫れ、膝の後ろ方向への不安感などで
時間が経つと立ち上がるなど生活動作時に膝の後ろに痛みが出ます。
しかし、痛みがそこまで出ないケースも存在する為、
後十字靱帯損傷を放置してしまい、その結果、変形性膝関節症(関節軟骨等のすり減り)が進行することがあります。
後十字靱帯損傷は、日常生活での支障があまりない場合もあるので、知らない間に進行する可能性があります。
なので、早期発見・早期治療が必要となります。
完全に切れた後十字靱帯が自然にくっつくことはほとんどなく、
あったとしても膝の安定性低下と不安感が残るため、
スポーツ活動を継続したい方
日常生作でも ゆるさや膝くずれ(膝がいきなりガクッとなる)の症状が出現してしまう方は
靭帯の再建手術を行うことが望ましいです。
後十字靭帯損傷と合併して、半月板損傷、内・外側側副靭帯損傷も受傷することがあります(T_T)
術後1~3か月は程度はリハビリ
スポーツ復帰は最低6ヶ月~
を目安としています。
あまり多い損傷ではないが、完治までに時間がかかるので
根気よくリハビリをする必要があります。
当院では、膝関節、スポーツ整形の専門医と連携が取れています。
そのため、術前のリハビリ(これが意外と重要!!)や、術後のリハビリも当院で可能です。
また、後十字靭帯損傷予防のトレーニング指導も可能です。
院長橋口は、長崎県内の整骨院では、唯一の
「日本体育協会公認アスレティックトレーナー」
※公認スポーツトレーナーです。
専門家の立場から安全に指導させていただきます( `ー´)ノ
何か気になることがあったり、お困りの際はお気軽に、お問い合わせください!
☏(フリーコール):0120-983-395