今回、バスケットで突き指をした学生が来院しました。
バスケットでは多く、この学生も
一度の試合中に二度同じところを突き指して来院。
腫れがひどく、皮下出血も出ていました。
エコーで見ると、
左側が突き指した左第5指。右側が右の第5指。
赤丸の部分が右と明らかに違います。
整復し、固定後、そのまま整形外科を受診してもらいました。
診察に同伴し、直接医師にお話をお伺いしたところ…
「左第5指中節骨骨折」
「この骨片は反転しているね。」
と説明していただきました。
反転!?
反転とは、
折れている骨片が図の黄色の部分です。
この黄色の部分が図のように回転している状態です。
これが今回のレントゲンです。
※レントゲン写真は、保護者、本人の同意を得ています。
赤丸の部分が折れている部分。ハッキリと反転している様子がわかります。
エコーでは、反転しているかどうかまで判断するのは難しいです。
整骨院では、骨折は医師の同意のもと治療可能です。
しかし、今回のケースは整復しても難しいケースのため、
医療機関に転医とし、手術となりました。
整骨院の範囲では診れない骨折もあります。
その場合でも対応できるように医療機関と連携して行っています。
突き指だ。と思ってそのままにせず、
ご相談くださいね!