貧血とは?
血色素量や赤血球数が減少した状態で血が薄いことをいいます。
血色素(ヘモグロビン)とは
鉄とグロブリンと呼ばれるたんぱく質でできています。
血色素は酸素を全身に運搬する重要な役割があり、
貧血になると体内の組織が酸素欠乏になってさまざまな症状が現れます。
貧血の症状
貧血が進行すると、
元気がない、疲れやすい、気力がない、頭痛・動悸・息切れ・めまいなど
いろいろな症状が起こります。
貧血になると酸素の運搬能力が低下するので運動能力が低下します。
特に長距離走、マラソンなどで持久力が低下します。
貧血の原因
・もっとも多いのは血色素の原料である鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。
・大量の発汗により、汗に含まれる鉄分を失ったり、マラソンなどで長時間の運動により原因不明の貧血になることもあります。
・女子選手の場合には、月経で大量の鉄分が失われ、鉄欠乏性貧血になりやすいため注意が必要です。
貧血を予防するための食べ物
野菜、果物、芋類
ビタミンCを多く含むため、鉄の吸収率をアップします。
かき、しじみ、あさり、鮭
赤血球をつくり出すビタミンB12を含みます。
緑黄色野菜
正常な赤血球をつくるのに必要な葉酸を含みます。
魚介類やレバー、大豆
赤血球中のヘモグロビンが作られるときに必要な酵素の成分である銅を含みます。
鉄を摂取しても銅が不足していると、ヘモグロビンは正常につくられなくなります。
肉、魚、卵、乳製品
動物性たんぱく質と一緒に補うと鉄の吸収が高まります。
睡眠時間をキチンととり、ストレスを解消させ、
適度な運動を行うなど生活習慣を整える事によって、貧血を予防することが出来ます。