今回は、当院であった症例について書いていきます!
受付終了後に、一本の電話が入りました・・・。📞
「社会人バスケの練習中にボールが指に強くぶつかり、指が変形しているので
診て欲しい、、」とのことでした。
もちろん、「はい、気を付けて来院ください!」と、急患対応です。
指の脱臼、もしくは骨折かな??と思っていました。
20分後来院され、
視診・触診・エコーにて骨折がないか、どのような脱臼かの画像チェック、やはり左第5指PIP関節背側脱臼疑い・・。
本人にこの整復の際の、リスクなどをしっかり説明し同意を得たのち、整復し、無事に整復完了(;´∀`)
これが整復前後の写真です。
↑背面像
↑側面像
これがエコー画像での整復前後です。
整復前は、基節骨より中節骨の方が上に転位してあるのがわかりますね。
しかし、整復後は、きちんと元の位置に戻っているのがわかります!
※整復とは、ずれた骨を、関節内の正常な位置に戻すことです!
ただ、このPIP関節の背側脱臼は引っ張っての整復はNGです😅
関節内や周辺組織の損傷を少なくするための整復法があるので、そこはプロにお任せ下さい!!
このようにエコーで画像として目でみて確認することができ、患者さんも安心ですね。
整復後、負担の少ない良肢位にてアルフェンス固定を施し、専門医へ紹介ました。
レントゲンの結果、『左第5指PIP関節背側脱臼』と診断。
関節内や周辺組織の損傷・骨折等もなく、しっかり整復されているとのことでした!
これは、ただの突き指だろ!?と思ったら、実は、脱臼や骨折だった・・・😢
てことは、多々あります。その際には、はしぐち整骨院にご相談下さい!
※骨折、脱臼の応急処置は、整骨院で可能ですが、その後、必ず、医師の診察が必要です。
当院では、各専門医師と連携しており、患者さんが安心して加療できる体制を確立しています。
フリーダイヤル:0120-983-395