スポーツ中、日常生活でも起こりうる足首の捻挫。
皆さんも一度は、経験されたことがあるかと思います。
【左足関節捻挫】
↑正面像
↑内側(内側靭帯損傷)
↑外側(外側靭帯損傷)
捻挫だから大丈夫。そう思って、治療をせずに、放置したことはありませんか??
実は、捻挫だから大丈夫と甘く見てはいけません!!
足首の捻挫をしてしうと、もしかすると靭帯が伸びたり切れたりしていることも…。
ひどい捻挫になると、骨が折れていたり、ヒビ(骨にキズが入る)が入ることも…。
一度靭帯が伸びたり、切れたりして放っておくと、自然治癒力だけでは元に戻らず、不安定感が残ることも。
※自然治癒力→人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能のこと
骨に異常があると、骨がくっつかなくなったり、特に成長期の骨端線(こったんせん)という身長が伸びる成長線のところを負傷してしまうと、
その場所の成長がストップしてしまい、足首の変形など、大変な後遺症を残してしまうリスクもあります。
一旦そのようになってしまうと、手術という手段しかなくなる場合が出てくるのです・・・。
なので、、
そうなる前に、皆さんも捻挫してまった際は、一度しっかり診察・治療をしましょう!!
足首の捻挫で現れる症状は、
★足をつくと痛い
★内出血がくるぶし付近などに出てくる
★ひどく腫れる
★黙っていてもズキズキと痛む(安静時痛)※骨折している可能性あり
などがあります。
この症状を少しでも軽くするために、捻った際は、次のことを実施してみて下さい!
RICE処置
★安静にする (Rest)
★冷やす (Ice)
★圧迫する (compression)
★高く上げる (Elevation)
この処置をきちんと実行するかどうかで、予後が大きく左右されます!
この処置の詳しい方法はこちら↓↓
では、このようなとき、当院ではどのような診察をするのか、
次回のブログでご説明します!!
お楽しみに♪