普段遭遇することの多いケガである「突き指」・・・。皆さんも経験されたことありませんか??
受傷後、指が腫れて動かしにくい。内出血がひどい。黙っていても痛い。このような症状があればすぐにはしぐち整骨院or医療機関を受診して下さい。
理由としては、、
たかが突き指と思うかもしれませんが、実は骨が折れてしまっていた。なんてことも多々あります😓
処置・治療をせずにそのまま放置してしまうと、「指が完全に曲がらない」「指の関節が腫れたままになる」「指を深く曲げたり、完全に伸ばすと痛む」
など日常生活においても支障をきたし、女性は特に美容上形が変になるリスク(指の関節が太くなったり、異常に出っ張ったり)もあります。
誰でも、そうなってしまうのは嫌ですよね??
今回、指の骨折の患者さんの一症例をご紹介していきます。
【症例】
Aさん ダンス中に人とぶつかった際に指を過伸展(手の甲側)強制され、右第4指を強く捻り負傷。
この患者さんは、以前よりどこかケガをした際は、当院へかかっていたという事もあり、翌々日来所されました。
患者さんに信頼していただけることは、本当に嬉しいことであり、この柔道整復(医療)に責任、誇り、やりがいを持てます😭本当に感謝です!!
受傷後
右の薬指の第2関節部(PIP関節)背側が青紫色になり、腫脹があるのがわかりますね(゚Д゚;)
限局性圧痛、腫脹、内出血、可動域制限等の理学所見、エコー画像観察にて『右第4指中節骨骨折疑い』!!
↑指先から二番目の骨:中節骨
速やかに骨を正しい位置(骨が治りやすい位置:元々あった場所)に整復し、再び転位しない、良い状態のまま固定を行いました。
その後は、手の専門医をご紹介し、対診いただきました。
レントゲンの結果は、『右第4指中節骨基部骨折』とのことでした。
明らかに、指先から2本目の骨(中節骨)の下側の方が折れているのが分かりますね😫
これをただの突き指と思って放置してしまうと、折れている骨(骨片)がひっくり返ってしまい、
「正常に骨がつかない」 「手術の適応」 「指を正常に動かせなくなる(可動域制限)」
となるリスクが高いです。
その為、生活は不自由となりますが、下記のような屈曲位(指を曲げた状態)の固定となりました。
はしぐち整骨院は、患者さんに将来ずっと後遺症が残ったまま生活をして欲しくないです。
そうならない為にも、
身体の内部を視覚的にみることのできるエコー画像観察(←エコーについてブログリンク添付しております)等も使用しながら丁寧に診察を行います。
そこで骨折を疑う理学所見などがあればキチンと専門医をこちらからご紹介いたします。
どこの整形を受診すればよいのか困ってる方も安心してくださいね👍
戻した骨がずれてしまわないように固定して患部を管理します。
今回は珍しい骨折であったため、指を曲げた屈曲位固定となっております。
整形外科にて月に数回(1~2回ほど)経過観察を行いながら、当院で骨折の治療ができます。
整形外科では、お仕事や学校の都合上時間が合わず、あまり通えないというかでも大丈夫です。
受傷3週後のレントゲンをみると、折れていた骨が元にあった位置に近づいていますね
しっかり日常生活で支障がない、スポーツしても不安が残らないところまでサポートします。
今回の症例の患者さんも問題なくキレッキレのダンスを踊れるまで復帰されております✨
皆さん、早期社会復帰、スポーツ復帰、予後のために、ケガした際はご相談くださいね!!
フリーダイヤル:0120-983-395
平日、土日祝も基本開院しております!!!
★今回の写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真・図・本ブログの転載・流用厳禁!!
★整骨院で判別(骨折・脱臼疑い)はできますが、最終的な「診断」は医師のみができます。
★骨折、脱臼の初回処置(応急処置:ケガして直ぐの処置)は、可能なのですが、2回目以降の施術・過去に医師に骨折・脱臼と診断されたものに関しては、法律上、医師の同意(後療を〇〇整骨院でしていいですよ)がなければ施術できませんのでご留意ください。
※同意を得る方法は、書面でも口頭でも良いとされております。