整骨院実績

転倒などでも起こりうる、鎖骨骨折

鎖骨が折れる骨折は、全骨折中約10%を占めるほど多い骨折のひとつです。

鎖骨の形状は、S字状を呈しており、転倒し肩部を強打すると外力が、力学的に最も弱い

中央1/3~中外1/3部(約70~80%)に加わり発生することが多い。

ちなみに、外(遠位)1/3(約20%前後)、内(近位)1/3(2%程度)の発生頻度との報告がされております。

参考文献:
標準整形外科学 第11版


引用:
プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系

 

今回は、稀な鎖骨近位端部骨折経験しましたので少し、ご紹介ていきます。

 

患者Aさんは、酔っぱらって歩行中、誤って転倒し左胸部を強打し負傷。

翌日も痛みが強かったため、近隣のクリニックを受診。

「胸部打撲」と診断され、特に固定もなかったとのこと。

1週間経過しても、なかなか痛みが改善しないので、患者さんも不安に感じ、当院に受診されました。

Aさんは、以前から、何かケガをしたり、痛みで困っている際には当院をご利用していただいてました。

人に「ここなら治してくれるかも、、」と頼っていただけるのは、本当にうれしい事です!!☺

 


※受傷後、7日目の写真。左鎖骨近位端部骨折疑い

胸部前面に皮下出血(内出血)が見られます。
骨折がある場合は、このように広範囲に皮下出血が出現する可能性があります。

また、当院にはエコー(超音波画像診断装置)があるため、内部の状態を、視覚的に捉えることができます!!

視覚的な根拠がなければ、予想で施術を行う、手探り状態になり、患者さんにも迷惑がかかります。

その点、当院には、このようにエコーを用いて、整復前・整復後の患部をチェックすることも可能であるので、

患者さんも私たちも安心です(^^)/

 

鎖骨骨折疑いで整復、固定。仕事でなかなか遠くの医療機関には行けないという事でしたので、

患者さんの負担が極力少なく済むように、なるべく職場の近くの整形外科を紹介し、受診していただきました。

やはり、レントゲン検査の結果「鎖骨近位端部骨折」とのことでした・・・。

今回の骨折の部分を図で表すと、

赤い線の部分です。

引用:
プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系

 

鎖骨骨折は、腕が上がりにくくなったり、鎖骨部が突出したような変形(特に女性では美容上問題となる)のような後遺症や

鎖骨部を骨折することにより、神経血管障害を合併し、胸郭出口症候群のような症状を呈することがあります(;´Д`)

そのようなことにならない為にも、当院では定期的にエコーで患部の観察もきちんと行い、

病院・整形外科・クリニックなどと連携しながら、加療していきます。

骨折は、最初の処置と受傷後10日間は細心の経過観察が大切です!

はしぐち整骨院では、

骨折、脱臼、捻挫といった外傷の実績が豊富です!

エコー画像観察ができる!
整形外科と連携している!
様々な固定の準備をしている!

このことによって、様々な外傷も対応可能です!
先月も手や足の指の骨折、分離症などの腰の骨折や足関節捻挫、肉離れといった
外傷の患者さんが多く来院されています。

何かあった際は、直ぐにご連絡下さい!!

フリーダイヤル:0120-983-395

★今回の写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真の転載・流用厳禁!!

骨折、脱臼の初回処置は、すぐに可能なのですが、2回目以降の施術に関しては、医師の同意が必要ですのでご留意ください。

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