さて、今回は、『下駄骨折』について話していきます!!
下駄骨折!?なにそれ??って思われた方がほとんどだと思います(゜o゜)
下駄骨折は、裸足やサンダル・靴を履いて室内や階段で強く捻挫することで骨折することでおこる、足の第5中足骨基部の骨折のことです。
引用:
プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系
下駄骨折の由来は昔、下駄を履いていて挫いたとき発生しやすかったため「下駄骨折、または下駄履き骨折」という名前が今でもついています(´゚д゚`)
また、この下駄骨折の近くで起こる「ジョーンズ骨折」という骨折もあります。
この骨折は骨癒合が悪く、管理がとても重要な骨折です。
足首の捻挫でこんな所が骨折するの??知らないと大変なことに、、!? ここの骨折は、適切な対応しないと悲惨なことになる症例もあります(汗)
当院にも、下駄骨折の患者さんが来院されましたのでご紹介します。
患者Aさんは、サンダルを履いて室内を歩行中、足がうまく上がらず、床で躓き(つまづき)
左足首を強く捻って負傷されました。
※腰の調子が悪い人(神経根症がある人)は、下肢にうまく力が入りにくいと言った症状を呈する方もいて、それが原因で、よく段差に躓いたり、足首の捻挫を引き起こしてしまう可能性もあります。
10/2 来院時
(患側)
この赤丸の部分が腫れているのがわかります。
(健側)
エコー画像観察
炎症(オレンジ色)が第5中足骨基部に著明に現れております。
10/2 夜間
薄暗く、皮下出血斑(内出血)が現れています。
10/6
上記のように、捻ったりして、直後に腫れが出てきたり、内出血が出てきたら骨折を疑い
すみやかに当院や医療機関を受診されて下さい!!m(__)m
当院では、足関節の捻挫後は、ケガをする前の100%に近い状態に戻すために、
足の整復(足が治りやすい、ストレスがかかりにくい位置に戻す)を行い、その良い状態のまま固定をします。
基本固定は、足関節(距骨)の整復を行った後にキャスト材というギプスを使い固定を行います。
今回は、骨折部の整復も行い、骨を正しい位置に整復しました。
※症状や生活環境に応じて、様々な固定を提案しています。
テーピング、サポーター、U字キャスト(ギプス)固定や
状況に応じては、下記のヒール付きキャスト(ギプス)固定などもできます。
※松葉杖の歩行練習、入浴時・就寝時、日常生活動作など、どのようにしておいた方が良いのかもお伝えします。
問診・触診・視診、エコー画像観察にて下駄骨折疑いだったので、早急に専門医をご紹介し、エックス線検査をしていただきました。
やはり、結果は「下駄骨折」とのことでした。
その後、紹介医より当院にて骨折の後療を指示され、後療開始!!
10/9 受傷より1週間経過
すぐに当院へ来ていただいたという事もあり、経過は良好で、内出血もほぼ消失しております(∩´∀`)∩
10/11 受傷から9日
エコー画像観察
※矢印の所(骨折線)
なんと10日程度で、2日の受傷日に比べると、炎症(赤丸)がここまで落ち着いてます✨
はしぐち整骨院では、
骨折、脱臼、捻挫といった外傷の実績が豊富です!
エコー画像観察ができる!
整形外科・病院・クリック等の医療機関と連携している!
様々な固定の準備をしている!
このことによって、様々な外傷も対応可能です!
何かケガをしてしまった際は、直ぐにご連絡下さい!!
フリーダイヤル:0120-983-395
★今回の写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真の転載・流用厳禁!!
★骨折、脱臼の初回処置は、すぐに可能なのですが、2回目以降の施術に関しては、医師の同意が必要ですのでご留意ください。