皆さんも、今までに、足首の捻挫を経験された方は多いかと思います・・・。
多くは、足を内側に捻っての内反捻挫で、外側靭帯(リンク付き)を痛めます。およそ8~9割ほどです。
↑足関節外側靭帯損傷について
実は、足の内側靭帯を損傷するケースもあるんです。
リンク 足関節捻挫の病態と治療-小林 匠-
日本アスレティックトレーニング学会誌 2018 年3 巻 2 号 p. 117-126
足の内側靭帯を痛めると内くるぶしの下あたりに痛みが出ます。
ここで少し、足の内側靭帯について説明していきます。
内側靭帯(三角靭帯)とは??
引用:
プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系
足の内側には、三角靭帯と呼ばれる、強靭な靭帯があり、足の外返しを防いでくれています。
この外返しという動作を強制された際に三角靭帯を受傷することがほとんどです。
この靭帯は、強靭であるがゆえに、一度損傷してしまうと、治るのに時間がかったり、
捻ってもいないのに、長期に渡り、歩行中や運動中に痛みが出たりします。
そうなると、競技復帰しても十分に自分の力を発揮できなくなってしまいます・・・(>_<)
この三角靭帯を損傷してしまったら→
『適切な処置』『リハビリ』『復帰時のサポート』
が必要不可欠になります。
そこで、当院は、診察をしっかり行い、エコー画像検査等も用いて、
より正確にどこの部位が、どの程度損傷しているのかを鑑別します。
↑エコー画像診察にて三角靭帯に炎症所見(オレンジ色)
損傷の程度や部位、患者さんの生活背景に応じて、その人にとって、極力負担の少なく、
治りもいい固定の種類を提案し、処置を行っていきます。
※ただし、損傷の程度がひどい場合などは、やはり医療をしている以上、
簡易なテーピングやサポーターでなく、キャスト固定などで、患部を少しでも良い修復に導きたいので、
患者さんに我慢をしていただくこともあります😢
↑取り外し可能なU字キャスト(ギプス)固定&松葉杖免荷とする場合もあります。
もちろん、当院では、がっちりギプス固定をするだけではなく、損傷の程度や競技復帰に向けて、
内側の靭帯損傷に対するサポーターを処方することもあります。
↑マクダビッド製品:ファントムアンクルブレイス5
このサポーターは、内側(三角)靭帯損傷も、外側靭帯損傷にも対応可能です。
McDavid(マクダビッド)ホームページ↓↓
↑ダイヤ工業製品:フリーサポーターAM
このサポーターは、損傷程度が軽い場合にオススメしています。
ダイヤ工業ホームページ↓↓
上記商品は、内側靭帯損傷用で着用する際は、少しコツがあります。
付け方のコツは、実際に当院スタッフが詳しくお伝えしますのでご安心ください!!🙆
他にも、足の外側靭帯に対するサポーターはザムストにお任せ!!
最初にお伝えした通りに、足関節捻挫のほとんどは、内反捻挫で、外側靭帯損傷となります。
そのため、競技復帰、不安除去には、下記のザムストA1サポーターをオススメすることが多いです。
ZAMST(ザムスト)ホームページ↓↓
また、当院では、処置のみではなく、キチンと段階を踏み、症状や機能に応じた
リハビリを行いながら、日常や競技復帰を目指していきます!!
一度足首を捻って、その後のリハビリをしっかり行わなければ、足首が動かしにくいなどの
可動域制限がでたり、不安定性がでたり、うまく踏ん張れなくなったりして、
捻りやすい足(再受傷しやすい足)になります。そのことを、慢性足関節症候群と言います。
リンク スポーツ活動における足関節捻挫(後遺症と捻挫再発予防について)—篠原 純司—
日本アスレティックトレーニング学会誌2018 年 3 巻 2 号 p. 127-133
そうならない為にも、足首を捻ったら、すぐに、はしぐち整骨院へ一度ご相談下さいm(__)m
(フリーダイヤル)0120-983-395
※電話での当日予約も可能です。
当院は、整骨院の本来の姿である、ケガの処置も得意としています。
そのため、エコー観察装置を筆頭に各種検査機器や固定材、松葉杖などを完備しています。
当然、整形外科とも、キチンと連携していますので、安心してご相談下さい。