整骨院実績

運動している時や歩行時に、膝関節前面(お皿の下があたり)が痛む・・・。実は、脂肪体という組織が原因!?

最近、コロナウイルス感染拡大に伴い、屋外のスポーツが注目を浴びています。

特に、健康増進を目的とし、誰でも手軽に始めることのできる「ランニング」の需要が増えてきている印象があります。

そこで、膝関節前面(膝のお皿(膝蓋骨)の下あたり)痛みを訴え、来院される患者さんが多いです。

 

では、この膝前面の痛みの原因で、最も考えられるのは何でしょうか??

それは、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)』です!!!

 

※似た部位のところに痛みを伴う、『膝蓋腱炎(しつがいけんえん):ジャンパー膝』(下記リンク添付)などもある為、キチンと鑑別が必要です。

ジャンパー膝

 

 

■構造

膝蓋下脂肪体は、下図の膝の皿の下の部分にあります。

 

お皿の下を触ると、プニプニした柔らかい部分に痛みが出ます。

 

 

膝を屈曲(まげる)→伸展(のばす)する際に、赤丸の部分を乗りあげるように移動することから、摩擦負荷が最も大きくなる部位なんです。

(屈曲)

(伸展)

更に、この膝蓋下脂肪体は、膝関節の組織の中で、最も痛みを感じる部位でもあります!!(゜o゜)


↑脂肪体がある部分は濃ゆい紺色(とても痛い)が多く分布

引用:
園部俊晴の臨床『膝関節』

■原因・評価

膝の曲げ伸ばしを繰り返す(走ったり、歩いたり)ことによる、脂肪体への摩擦負荷が原因と考えられております。

また、膝の捻じれ(下腿の過外旋)が生じている場合も、痛みを引き起こす原因因子になります。

※膝痛を生じる原因の一つで『下腿外旋症候群』 と言います。 

※上の白丸(a):膝蓋骨、下の白丸(b):脛骨粗面

当院では、視診・触診のみならず、科学の目からも評価することができます。

・足の分析(ポドスコープ使用)

・エコー画像観察

脂肪体がスムーズに滑走しているのか観察したり、脂肪体に炎症が起こったり線維化していないか確認することが可能です。

 

■治療

・自宅で出来る、足の機能回復トレーニング(体操)、膝周囲のトレーニング、下肢の柔軟ストレッチ

・カスタムバランスインソール


↑痛みを引き起こしにくい動作、アライメントへ意図的に誘導することのできる、即効性の高いアプローチ

・歩行、立位時の動作への介入(正しい動きの獲得)

・捻じれ(下腿外旋)を軽減させるテーピング→膝蓋下脂肪体の移動経路拡大

・ショックマスター(下記画像 酒井医療ホームページリンク添付しております↓)

など

 

 

★はしぐち整骨院は、患者さんの症状に応じ、様々な角度からアプローチ(ケガを治すための手助けを提案)することができます!!!

その膝の悩み、一緒に解決してみませんか??

フリーダイヤル:0120-983-395

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