前回のブログ(下記リンク添付)では、『ハムストリングス肉離れ 重症度の分類』についてご紹介しました。
肉離れは、
・損傷程度によって、競技復帰に4ヵ月~半年以上かかることもある。
・筋肉が完全に修復しきれていないまま、スポーツ復帰してしまうと再発リスクが高く、いつまで経っても復帰できない。
・しっかり画像所見(MRI検査、エコー画像観察)・評価ができる医療機関を受診する必要がある。
管理がとても大変で難しいケガであることをお分かりいただけたかと思います😓
今回は、ここ最近のハムストリングス肉離れの『症例』についてご紹介していきます!!
Mさんは、7/24 久しぶりにバドミントンの練習を行い、アップでダッシュをした際に右のハムストリングス(太ももの裏側)が伸ばされた感じがあり負傷。
座位(座って)での痛み、歩行時痛(特に階段の下り)があり、日常生活に支障をきたしていた為、7/26 当院へ来所されました。
7/26 【初来院時】
視診
皮下出血斑(内出血)が右の膝裏やや内側に出ていました。
整形外科的テスト(SLR・うつ伏せで右膝伸展テスト実施)
・SLRテスト→(50°)
・腹臥位での膝伸展→(30~20°付近で痛み・違和感(+))
エコー画像観察
↑矢状面(縦切り):太ももの筋肉を横から観察している状態
↑冠状面(輪切り):太ももを上から観察している状態
半腱様筋・大腿二頭筋付近にドプラ反応(炎症所見)あり。
肉離れの受傷直後は、RICE処置(下記リンク添付)をキッチリ行うかどうかで、復帰の時期に大きな影響を及ぼします。
当院でも、氷嚢で冷却を行い、同時にMCR(マイクロカレント)という治療器(微弱電流である為、急性期・慢性期のケガにも対応できます)をあて、
夜間・日中は圧迫包帯を施しました。
理学所見から、『JISS分類 Ⅱ型2度損傷』を疑い、当院より、速やかに専門医をご紹介しMRI検査を行いました。
結果は、
診断:右大腿部筋挫傷(JISS分類Ⅱ型2度損傷)
MRI検査
とのことでした。
急性期を過ぎると、温熱を加える治療を徐々に開始していきます。
当院には、筋肉や腱などの深部にまでしっかり温熱を加えることのできる、とても効果的な治療器があります。
この治療器の詳細は、実際に当院へ来て試していただくか、近日ブログにてご紹介予定です(/ω\)
さて、この治療器の実力をご覧ください!!
7/31【受傷1週間後】
内出血がかなり薄くなっています。
この時点で、日常生活においてもほとんど支障がなくなってます。
8/10【受傷約2週後】
すっかり内出血は消失しております😳すごいっ
経過良好で、今月末に整形外科で再度MRIで筋肉の状態をチェックする予定です!!
このように、整形外科等の各医療機関との連携を取りながら、安心・安全に経過を追っていけるのも、はしぐち整骨院の特色の一つです☺
ケガをしてしまい、どこを受診していいか迷っている、、、
そんな時は、はしぐち整骨院にお任せください!!!
皆さんも、安心・安全に早期復帰を目指しませんか??
フリーダイヤル:0120-983-395
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