整骨院実績

足首を捻ってしまい、足先の方に内出血が・・・。もしかすると、普通の捻挫でいためる関節ではなく、とある関節を痛めている可能性があります!!

日常生活において、足首を捻ってしまうことは多々あります(>_<)。

例えば、「歩いている際、段差につまずき足首を捻ってしまった」、
「階段でつまずき転倒し、足首を捻ってしまった」

皆さんも、このような経験はありませんか??

翌日、足を見てみると、内出血がひどいくてビックリした💦なんてことも・・・。

 

今回は、最近あった「一症例」をご紹介します。

【症例】

Aさんは、9/1に階段を下りている際に、誤って一段踏み外してしまい強く足首を捻り負傷。

その後、他所を受診し、足関節の内側と外側を挟むように固定する、U字キャスト(ギプス)固定
(足関節外・内側靭帯用)を施される。


↑【例】当院で行う、着脱可能な形のU字キャスト(ギプス)固定(足関節外・内側靭帯用)
※基本、当院では、この固定を弾性包帯で巻き、松葉杖免荷が多いです。

しかし、5日ほど経過するも、歩行痛などの痛みも軽減せず、更に足部~前足部付近の内出血が

著明であった為、とても不安に感じ、9/8(1週間後)に当院へ来所されました。

【所見】

前足部~足趾付近の内出血、腫脹、歩行時痛著明(+)、荷重不可


↑エコー画像観察にて内部の状態を見える化(リスフラン関節):リスフラン関節にドプラ反応:炎症所見(オレンジ色)(+)

圧痛(押さえて痛みがでる所)部位は、確かに前距腓靭帯(足関節 外側靭帯)にもありましたが、

今回、特に痛みが強かったのは、外側リスフラン関節ショパール関節(←過去のブログのリンク添付)にありました。

引用:
柔道整復学・理論編 改訂第6版

リスフラン関節やショパール関節の損傷は、1つの特徴として解剖学的な理由から内出血が著明になります。

また、なぜか損傷している場所(部位)より、足先の方に内出血が出てしまいます???

それは、、、重力が関係します!!

重力の影響で血液は、上(中枢)から下(抹消)へ行きやすくなってます。

基本、人は、日中座っているか、立っていることが多いので、足先(下の方:末梢)の方に腫れや内出血がでます。

【処置&経過】

・9/8(初来院時)


※上記は、腫脹を軽減させるためオイルマッサージ後ですが、それでもこんなに腫れています(>_<)。
★写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真の転載・流用厳禁!!

リスフラン関節を保護するための固定として、

①足関節から足先にかけて固定する、L字キャスト固定(前足部~後足部、足関節にも対応)

②受傷から1週間経過していることから、前足部~足関節のテーピング固定

を提案したところ、患者さんは就労上の都合(移動したりすることが多い)もあり「テーピング固定」を選択されました。

テーピング固定は、足関節捻挫用+リスフラン関節やショパール関節損傷用のミックスで巻きました。

 

・9/15(初来院時より1週間経過:受傷後2週間)


★写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真の転載・流用厳禁!!

腫脹・内出血もほとんど消失し、荷重時痛、歩行時痛も経過良好の為、テーピング固定から簡易サポーターへ変更。
※テーピングに皮ふが耐えられないという一面もあり・・汗

サポーターは、症状に応じて、巻き方にコツがある為、必ずそのポイントを患者さんにもお伝えします

今回の症例は、上手くいった一症例です。当院では、原因を明確にしエビデンスのある加療をします。

そのため、ケガの治りは早くなり、良い方向へ改善し、日常生活動作や生活の質も維持できます。

ケガをして、何か不安がある場合は、ご相談ください

最後に・・。

「後医は名医」という格言が医師にはあります・・。
※柔道整復師(整骨院開業厚労大臣免許)は、けっして医師ではないですが・・。

どうしても、後から見る方が患者さんの情報が多いので、判断しやすいです。
最初に見られた先生も、最善の努力をされています。(←リンクあり)
なので、もしケガで悩んでいる方は、まずは、今、かかっている先生に、不安を話して下さい。
日本の医療従事者は、本当に安価な対価で質の高い医療を提供していますので・・。

フリーダイヤル:0120-983-395

★当院のブログに使用している画像・写真はご本人に掲載の許可を得ています。
 写真の転載・流用、またブログやホームページのコピペなどは厳禁であることご理解下さい!!

 

 

 

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