整骨院実績

足の甲側の痛みで悩んでいませんか??『中足骨疲労骨折』一症例をご紹介します!!

前回の整骨院実績では、中足骨(足の甲付近の骨)を疲労骨折しやすくなる要因について記載しておりました。

なぜ足周りに痛みが出てしまっていたのか、ご理解いただけたかと思います。

※まだ読まれていない方は、先に下記リンクをご覧ください♪

歩いていても痛む、片脚ジャンプが痛みできない、、足の甲側の痛みは疲労骨折している可能性も!?

 

さて、今回のブログでは、中足骨疲労骨折の一症例についてご紹介していきます!!

【症例】

患者 Aさんは、長距離ランナーです。

試合にて「足の骨が抜けた感じ」があり、足部の痛みが著明となりました😥

翌日、当院へ来所されました。

所見
・患部の限局性圧痛:左第4中足骨(+)
・中足部腫脹(+)
・荷重時痛(+)
・エコー画像観察にて中足骨遠位部に異常所見(+)

骨折疑いであったため、患部の安静保持を目的として、
・患部をテーピングで固定し、患部への負荷除去(診断前でもあるため)
・松葉杖にて、患部の免荷

その後、速やかに専門の整形外科にご高診依頼。

レントゲン検査、MRI検査等の画像所見により『第4中足骨疲労骨折』との診断を受け、当院での骨折の後療を指示いただきました。

10/4 当院のエコー画像観察(左)では、第4中足骨骨幹部に骨の連続性がないのがよく分かりますが、
※エコー観察では低エコー像がみられ骨折を疑う所見です。
Fukushima, Y., et.al (2018). A review and proposed rationale for the use of ultrasonography as a diagnostic modality in the identification of bone stress injuries. Journal of Ultrasound in Medicine, 37(10), 2297-2307.

レントゲン検査(右)では、よく見なければ分からない程の微小な骨折線しか映りません。

それが、10/13の時点では、レントゲン上でも骨折の転位が分かるほどになっています。
エコー観察でも低エコー像がよりハッキリしています

10/13

 

Point
★整骨院で判別(骨折・脱臼疑い)はできますが、最終的な「診断」は医師のみができます。

★骨折、脱臼の初回処置(応急処置:ケガして直ぐの処置)は、可能なのですが、2回目以降の施術・過去に医師に骨折・脱臼と診断されたものに関しては、法律上、医師の同意(後療を〇〇整骨院でしていいですよ)がなければ施術できませんのでご留意ください。
※同意を得る方法は、書面でも口頭でも良いとされております。

骨折部の転位(ギャップがでた)があったこと
少しでも早く、骨折癒合を希望されていたため、まず、下記のキャスト固定を行いました。


↑型取りしているもの


↑型取りしたものを成形し、患者さん自身で着脱可能な固定材を作成しました。

 

次に、少しでも早く、治癒に導き、走れるようにするために、当院では、

①ランニングシューズ用にカスタムバランスインソールを作成

あの有名選手も愛用!!よく走る人やスポーツをしている人の味方!カスタムバランスインソールをはしぐち整骨院で試してみて下さい!!

 

②LIPUS:オステオトロン(低出力超音波による刺激で、骨折部位の骨の癒合を促し回復を早めます。※メーカー公表では約30%治療期間を短縮されるとのこと)を照射。

毎回治療の際にこのオステオトロンの照射を行います。

骨折部が画像所見により明確になっているため、ピンポイントで照射が可能です。

また、少しでも早期復帰できるように、自宅でも照射できるポータブルタイプのオステオトロンの貸し出し
※貸し出しには別途費用がかかります。

▼オステオトロンについてはこちら▼
https://www.innervision.co.jp/products/release/20180312


③ショックマスター照射

更に骨癒合(骨の治り)を促進させるためショックマスターの照射を行います。

長崎市はしぐち整骨院ってこんなに即効性がある治療器があるの?!

 

④ラジオ波にて深部から温熱を加える

ラジオ波を行うことで、除痛、組織の回復力促進を図ります。

新しく温熱を加える効果的な治療器を導入!!その名は『ラジオ波』!!既に多くの患者さんから喜ばれています!リピーター続出!!

 

などの治療を行いながら、早期復帰を選手と目指していきます。

このように、骨折をはじめ、あらゆる外傷のケガに対応できる整骨院は、全国的にも数少ないです!!

 

経過

10/25

11/2(当院)、11/5(整形外科)

1/8(当院)、1/24(整形外科)

11/2や1/8の画像を見てもらうとお分かりのとおり、
骨折部は、一旦太くなります😲
1年くらいでも、元の大きさには戻りますが・・。

現在は、医師からも骨癒合良好。問題なし!!とのこと。

8~9割で走れるほどに回復しております🙆

疲労骨折は、骨癒合する材料が少なく、骨癒合を遅らせるストレスを中々除去できないため、通常、時間がかかり、走るまでには普通、半年はかかります・・・。

 

当院は、専門医師との連携を取りながら、しっかり経過を追って、必要な処置をしていきますので、安心してご加療ください!

早期社会復帰、スポーツ復帰、予後のために、ケガした際はご相談くださいね!!

 

フリーダイヤル:0120-983-395

 

★今回の写真はご本人に掲載の許可を得ています。写真の転載・流用厳禁!!

 

 

 

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